T&T 7版

初プレイ日:2007年1月7日(日)
旧版では経験値を溜めてレベルを上げていましたが、7版では経験値で能力値を上げて能力値の高さでレベルが決まるようになりました。そのため、能力値が高ければいきなり2レベル以上からスタートすることもできます。ただし成長のスピードはとても遅いため、レベルアップするためには20回くらいは遊ぶ必要があります。さすがアメリカのゲームです。
能力値に魔力度と速度が増え、8種類になりました。3D6に種族ごとの修正倍率をかけて求める方法は変わっていませんが、ぞろ目が出たら振り足しができるようになりました。 では種族にはどんなものがあるかというと、旧版と同じ人間、エルフ、ドワーフ、ホブ(ホビット)、フェアリー、レプラコーンは普通に選べます。マスターの許可さえあれば、ドラゴンやトロール、ダークエルフやデーモンなどのモンスター種族も選ぶことができます。かなり派手です。
職業も増えています。おなじみの戦士、盗賊、魔法使い、達人(旧版の魔法戦士)に加えて市民、専門魔法使い、野伏りなどを選ぶことができます。市民は一般人で、プレイヤーキャラクターには不向きです。専門魔法使いは自分の得意分野の魔法を自動的に覚えることができる特殊な魔法使いです。
魔法のルールは大きく変わりました。魔法を使うときには体力度ではなく魔力度が減るようになりました。また、知性度でのセービングスローに成功しないと魔法が発動しないようになってしまいました。また、自分より魔力度が高いキャラクターには魔法をかけることができません。魔法で戦局を変えていくのは難しくなったといえるでしょう。
戦闘のルールは大きくは変わっていないものの、細かい修正が結構ありました。4つの能力値から戦闘修正を求めて、武器の威力に加えます。攻撃の威力を敵と味方とで総計して勝った側が負けた側にダメージを与える、というところまでは一緒です。ただしダメージは受けるほうが好きなように割り振ることができるようになりました。なので硬い鎧を身に着けている戦士に攻撃のダメージを集中させることができます。またモンスターレートで表記される敵の攻撃ダイス数は、ダメージを受けても減らなくなりました(戦闘修正は減ります)。
主に面白くなる方向に変化したと言えるゲームです。


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