大江戸RPGアヤカシ

初プレイ日:2008年12月13日(土)
このゲームはナイトメアハンター=ディープのシステムを原型として作られた、花のお江戸で妖(アヤカシ)を退治するゲームです。
妖は人間にとり憑いて色々な悪さをするので、誰に憑いているのかを突き止めて、その人の夢の中に入り込み、退治することになります。
PCたちは転寝師(うたたねし)と呼ばれます。なかなか風流ないい呼び名だと思います。転寝師は術師と憑神使いに分かれます。
術師はレジェンドに相当し、20種類くらいある術の中から2〜3種類を選んで使うことができます。
憑神使いはディープルートに相当し、数種類ある憑神(妖怪みたいなもの)の中から1つ選び、さらにその憑神が持っている術の中から2〜3種類を選んで使うことができます。憑神使いが夢の中に入るときは憑神の姿になります(そして能力値反転は相変わらずです)。
アヤカシでは夢の中でPODを消費してアイテムを作ることができません。術師は自分の愛用品程度は持ち込めるようですが、弱点を突くアイテムをその場で作る、というNHDっぽい戦い方はできないのです。
能力値を決めるときの出目が高ければ術師、低ければ憑神使い、というのが定番(そうすれば夢の中での能力値が高くなる)ですが。魂(POD、消費するとダイス追加)や霊力(SAD、消費すると術を使ったりリロールしたりできる)があるおかげで、能力が低くても何とかなるような気がします。ダイス数は最大10個(通常は能力値と同じ数)なので、どうせ最終戦ではそこまで上げるのが普通だと思いますし。
このゲーム、江戸時代の町人を演じるのが難しいな、と思いました。生い立ちを決めるダイスロールの結果によっては武士になる可能性もありそうですが、町人になる確率はかなり高そうです。僕が時代劇をほとんど見ていない、というのもありますが、たとえ見ていたとしても町人は脇役であることが多く、描写が少ないように思えるんですよね。
ルールブックには色々参考になりそうなことが書いてあるっぽいです。でも時代考証をしっかりやらなければならないゲームではないので(設定がかなりトンデモなので)、時代劇ものを気軽に遊ぶのには向いている気がします。


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