戦国異聞録KAMUI

初プレイ日:2009年7月19日(日)
黄泉の力を得た戦国武将たち〜八雷将〜に対抗すべく、各勢力から派遣されて帝の下に集いし「闇祓い」たちの戦乱の物語。使える君主が違う人たちの集合なので、軽くいがみ合いながら協力し合うという、このところの主流の遊び方ができるゲームです。
判定は、能力値+技能レベルの数だけD6を振り、目標値以上の出目が出た数が成功度、というもので。シャドウランなどと同様に結構バラつきが出ます。
このゲームの特徴は大きく2つ。「セッションの最中に成長できる」「協力して連撃を放つと大ダメージ」だと思います。
このゲームでは、セッション最中に「士気」と呼ばれる経験点がたまっていきます。この士気を前借りして「気力」に変えることができ、気力はいつでも消費してキャラクターの成長や生命力(耐久力が0になった後で使える追加HP。0になると死にますが、自然治癒しません!)の回復などのために使うことができます。「士気」は各PCがそれぞれ使うことができるのですが・・・ぶっちゃけて言うと、PC人数が多いほどたくさん獲得できるので、人数が多いほど成長が早いです。パーティー共有財産にしたほうが面白かったような気も・・・します。
このゲームでは、セッションの区切りごとに「絆」を獲得することができ、これを消費すると絆を結んだ相手をかばったり、相手に連動して術技(特殊能力)を使ったり、(相手がNPCなら)アイテムや現金をもらったり、人を派遣してもらって自分の配下にしたり、できます。「連動」して術技を使って攻撃することを「連撃」と呼び、連撃をしたときに与えるダメージは「ダメージ総計×連撃参加人数」になります。ただし、ボスは「連撃の『×連撃参加人数』」をキャンセルする特殊能力(呪詛結晶)を持っており、PCたちは呪詛結晶を1回の連撃の間だけ無効化する神威(神業みたいな強力な特殊能力)を持つことができます。
数字バランスが激しく壊れていて、その部分が魅力的なゲーム。なんだと思います。


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