Dungeons and Dragons 4th Edition

初プレイ日:2010年6月5日(土)
版が変わって相当印象が変わったゲームです。適切ではないかもしれませんが、アースドーン、ナイトウィザード2ndなどに近くなった感じです。
D20システムの基本である「D20+修正値」が目標値に届けば成功という思想は変わっていません。変わったのは「魔法などの特殊能力の使用回数制限が大幅に緩和」された、という部分でしょう。
あらゆるキャラクターは「無限回パワー」「遭遇毎パワー」「一日毎パワー」を持っており、その名のとおり、それぞれ回数制限なしで、遭遇ごとに1回、1日に1回、使うことができます。近接攻撃も射撃攻撃も魔法も、全部パワーです。すごく分かりやすい。
技能ルールも簡略化されています。技能には技能レベルがなくなり、習得していると+5されるのみ。キャラクターレベル÷2を足すことができるので、能力が上がらないわけではありません。また、技能の種類も統合されてかなり減っているようです。
回復に関するルールがちょっと面白いです。各キャラクターには、「回復力」と「回復力使用回数」があって、1日に「回復力使用回数」回だけ、HPを「回復力」点回復させられます。戦闘中にパワー(遭遇毎が多く、無限回は無いっぽい)で使用できるほか、休憩すれば回数制限の範囲内で自由に使えます。
なので、戦闘毎に休憩を挟めば「何回かは」全く消耗しなかったかのように戦い続けられるんです(一日毎パワーを回復するのは大変ですが)。
戦闘はその分ハードになり、HPの値もダメージの値も大きくなりました。なんとなく、1レベルの時点で(3版までの)5レベルくらいで遊んでいるかのような気分になれます。そして、ルールは多くなく、状況に応じて考えなきゃいけない部分が多い。毎回頭を使って楽しめるゲームだと思います。
キャラクター作成の難しさはF.E.A.R.並でしょうか。種族、クラス、パワー、と選択肢が多いものの、3.5版よりは格段に易しいです。
難があるのは金額くらいでしょうか。でも、楽しめるゲームです。


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