ロボットシミュレーションTRPG フレイムギア

初プレイ日:2010年9月11日(土)
NPCとフラグを立てて楽しむ、因果横暴テイストあふれるロボットTRPGです。2020年のパラレルワールド的な地球が舞台で、宇宙や異世界、地底など、あちこちからの侵略者たちから人類を守る戦いをします。
この世界のロボットには魔法の力が働いているらしく、核などの既存の兵器が効かない対侵略者用の唯一の兵器として活躍します。
1シナリオが「オープニング→Aパート(NPCと仲良くなる→イベント)→Bパート(NPCと仲良くなる→イベント)→クライマックス(ロボットでの戦闘)→エンディング」と流れが決まっていて、ス○パ○ロボ大戦のようになるんだそうです。
AパートとBパートの判定は「能力値+トランプ1枚」で達成値が決まり、成功するとトランプ1枚+特典があるので、手札の枚数を維持するためには失敗はできない感じです。場合によってはストレスを感じるかも知れません。
戦闘では機体の地形対応の数のD10を振り、高いもの2つを採用して戦闘値に足して達成値を求めます。10が2つでクリティカル(ダメージ軽減無効)します。
手札(トランプ)は、場札にしないと使えません。ターン開始時、敵を倒したとき、ダメージを受けたときに手札を1枚(未使用状態で)場札にできます。場札は最大6枚で、使うと「使用済み」になって場に残り、次ターン開始時に「未使用」に戻ります。7枚目以上を出すときは任意の場札を捨てます。使用済みの値が高いカードと未使用の低いカードを差し替える方がいい場合もあるので、かなり悩みます。1人で敵を倒しすぎると周りに迷惑がかかるので要注意です。
場札は達成値を上げたり、ダメージを上げたり、コマンドを使ったりするのに使います。機体によって1ターンに2〜4回行動できますが、行動回数が多くても場札を使い切っていて何もできないこともあります。
ダメージを上げるのは特に重要。敵にはスートに合わせた4属性(勇気、友情、希望、愛情)にそれぞれダメージ軽減量が決まっていて、1属性が必ず0、その他は5とか10とか20とか、値にかなり差があります。トランプを使わない無属性の軽減量はかなり高いので使うのは確定ですが、スートによっては絵札より2の方が強い場合もあって、面白いです。
戦闘中に悩むところが多い割には処理が早いので、爽快感があります。ロールプレイを支援するルールは無いのですが、スートに合わせた演技をすると面白そうです。


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