アリアンロッドRPG 2E

初プレイ日:2013年3月23日(土)
冒険も戦争も楽しめるファンタジーRPG、アリアンロッドRPGの第2版。
1レベルで遊んだので、初版との差はあまり分かりませんでしたが、【キャラクターの成長が早くなった】、と聞いています。レベルアップごとに「3スキル取得」、または「2スキル取得&フェイト上昇」、「2スキル取得&転職」のいずれかを選択することになったため、転職のメリットが減り、じっくり育てることを重視する形になったようです。
冒険の舞台となる世界も大陸が4つになり、冒険者が神殿の後ろ盾を得て職業として認知されているライトファンタジー大陸、7つの竜輝石を巡る人族同士の戦争と魔族の陰謀がうごめくダークファンタジー大陸、南アジアやアフリカのような文化を持ちジャングルに覆われたフロンティア的大陸、設定が一切なくGMとプレイヤーとが自由に作り上げることができる大陸、と多彩なワールドが用意されています。
判定は「2D6+能力値」ですが、スキル(特殊能力)などによりダイスや修正が増えることもあります。いえ、【貪欲にダイス数や修正を増やさなければ、まともに遊べない】ゲームバランスになっています。同時にダメージ(役割によっては防御力や回復力)増強も行う必要があり、戦闘はかなりシビアです。
クラスによって取得できるスキルは戦闘用が9割以上で(セージ、バードなど、若干例外あり)、情報収集や探索・知識系のスキルは一般スキルとしてまとめられており、レベルアップとは別に経験点を使う必要があります。サプリメントで魔法による探索系行動も出来るようになりましたが、MP消費が攻撃魔法と同じくらい高く、お勧めできません。
ゲッシュという、誓いを立ててそれを守ることにより、特殊なスキルを得るルールもあります。パーティ内での【役割が完全に確立してから】であれば、お勧めできますが、メンバーに変動があって【役割が変わると邪魔になる】ので慎重に。
敵データは、実は初版と全く同じ欠点なのですが、命中やダメージの増強が全部スキルで表現されるため、【プレイヤーがエネミースキルを熟知していないと強さを把握できません】。PCのデータは自分で見たり見せてもらったりできますが、敵のデータを直接見てはならないので、実は自分のスキルより敵のスキルのほうが重要度が高いと感じます。
MMORPGの雰囲気を持つTRPGですので、戦闘データ…特に最大出力と継戦能力を最重視して遊びましょう。特にMP消費量が大きいメイジ系の場合、MP節約のためにメジャーアクションでエネミー識別することも重要な選択肢になりえます。


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