エイジ・オブ・ギャラクシー

初プレイ日:2015年9月26日(土)
SRSを使ったスペースオペラTRPG。スターレジェンドの後の時代が舞台です。
主人公たちは、超文明「地球」の手がかりとなる碑文字(ログ)を探して宇宙を旅する資格者(リテイナー)になって、事件を解決していきます。ここは前作と同じです。
キャラクターごとに宇宙船を持っていて、【生身の人間が宇宙船の機能を使う能力=艤装がある】ことが、最大の特徴だと思います。搭乗時と歩行時が同じデータになるのはGMもPLも気が楽になりますが、個人的にはなじめない部分があります。友人が「宇宙(スペース)艦これ」と言っていました。気持ちは分かる。
探検家(近接攻撃・大火力)、航宙士(遠距離攻撃・命中重視・デバフ)、調停者(バフ・交渉・回復)、の3つの基本クラスがあって、これにキャラクターの特色となるクラスを加えてキャラクターを作ります。基本クラスを2種類以上持つことも可能です。特に航宙士を持つ探検家は命中性能が上がって重宝します。
特技の数はSRSとしては少ない方なので、【データ管理は比較的やりやすい】でしょう。クラスごとに1つずつ星の加護(強力な特殊能力。1人3個持てる)が決まっており、星の加護には太陽系の惑星(彗星や月、冥王星も混じっていますが)の名前がついています。既存のSRSより数が少ないぶん、重複がけっこうあります。
シナリオはかなり自由に作れます。シナリオごとに恒星系を1つ作れるので、文明レベルや生態系などは好き勝手に設定できるでしょう(ファンタジー世界やスチームパンク世界も作れてしまう)。ただし、超光速通信網は崩壊しており、行ってみなければ現地のことは分からないし、PCたち以外に助けを求めることもほとんど不可能です。手探りで冒険する感じになります。
ルールがSRSという統一フォーマットでできているので、他のSRSやF.E.A.R.社のゲームのユーザーにとっては、スペースオペラへの入り口になりうるゲームだと思います。そうでなくとも星の加護の扱い以外はさほど難しくないのでは、ないでしょうか。


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