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障害点・NPC

<障害点>

 「障害点」は、マスターが敵を出す、敵の達成値やレベルを上げるなどのために使うことのできるポイントです。
 ゲーム開始時に、(プレイヤー人数)点持っています。
 さらに、実時間(プレイヤーの時間)で1時間経過するごとに(プレイヤー人数)点の障害点を得ることができます。
 この他、参加キャラクターが作ったばかりのキャラクターではない場合、クリアしたシナリオ1つにつき1点、障害点を増やします。

 入手した障害点を消費して色々な効果を得ることができます。
 敵を登場させる場合、強さによって消費量が違います。先鋒は1体につき1点、中堅は1体につき3点、大将は1体につき6点消費します。一度に使うことのできる量に制限はありませんが、大将を3体以上出すことはできません。複数のシーンに何度も登場する敵は、最初の登場のときのみ障害点を消費します。
 能力値や技能を上げる場合、1レベルにつき1点消費します。ただし5レベルが上限で、6レベル以上にすることはできません。
 達成値上昇は、1点消費につき+1D6です。一度に消費できるのは、先鋒は2点まで、中堅は3点まで、大将は5点までです。
 ショックを半減するたびに、2点消費します。一度に消費できるのは4点までです。

表38:【障害点効果表】

[表部分はスクロールが可能です]

使用方法 消費量 使用限度
先鋒(敵)の登場 1体につき1点 なし
中堅(敵)の登場 1体につき3点 なし
大将(敵)の登場 1体につき6点 2体まで
能力値・技能+1レベル 1点 5レベルまで
達成値+1D6 1点 先鋒2点/中堅3点/大将5点
ショック半減 2点 4点(2回まで)

<NPC>

 NPCを、強さ別に3つのランクに分類します。
 「先鋒」はいわゆるザコ敵や一般人です。「スタイル」を1個持っています。ルックスは自由ですが、1つしか持てません。敵として登場させる場合、「負傷」「傷心」によってショックを半減させることができません。生命力・肉体・精神・社会をそれぞれ1レベルずつと、スタイルごとに決まる能力値、技能を1レベルずつ獲得します。さらに強くすることもできますが、個々の能力値・技能のレベル上限は2、レベルの合計は10以下で設定してください。
 「中堅」は強めの敵やNPCです。「スタイル」を2個持っており、通常のキャラクター作成手順に沿って作成します。さらに強くすることもできますが、個々の能力値・技能のレベル上限は3、レベルの合計は20以下で設定してください。
 「大将」はいわゆるボス敵や重要人物です。「スタイル」を2個持っており、ルックスは自由に設定できます。個々の能力値・技能の上限は5です。レベルの合計は40以下で設定してください。

表39:【NPC基準】

[表部分はスクロールが可能です]

スタイル ルックス 能力値・技能・振り足しの上限 レベル合計
先鋒 1つ 1つ 2(敵は負傷・傷心不可) 10以下
中堅 2つ 2つ 20以下
大将 2つ 上限なし 40以下

<障害点使用例>

 先鋒を4体、中堅を1体、大将を2体登場させた。使う障害点は全部で19点(1×4+3×1+6×2)になる。
 レベル1の技能を5まで上げた。使う障害点は全部で4点になる。この技能にはこれ以上障害点を使うことはできないが、別の技能に対しては使える。
 ある中堅の敵が達成値を+3D6した。使う障害点は3点になる。この判定にはこれ以上障害点を使うことはできないが、別の判定に対しては使うことができる。
 敵がショック半減の効果を2回使い、障害点を4点使った。この攻撃にはこれ以上障害点を使うことはできないが、別の攻撃に対しては使うことができる。

[最終更新日 2015.7.15]