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参考資料

「愛は地球を救う」(白泉社、武藤啓)

 伝奇系の話ではありませんが、「ボランティア同好会」の設定のもとネタ。なおこの話では、ボランティアは生徒たちの自主サークルでした。

「カルラ舞う!」(朝日ソノラマ、永久保寛一)

 高校生がエージェント的に霊と戦う感覚はここから。内閣調査室から依頼が来て事件が起きている学校に一時転校することもありました。本格的な退魔ものです。一部の特技の参考にもしています。「新」が秋田書店から出ています。

「真・女神転生TRPG覚醒編」(エンターブレイン、朱鷺田祐介)

 特殊能力を持つキャラクターを、魔法や宗教についての前提知識なしに遊べるTRPG。コンピューターRPGのシリーズを知っている方が楽しめます。

「聖闘士聖矢」(集英社、車田正美)

 最初は最弱の青銅聖闘士が、話の最後には最強の黄金聖闘士に勝ててしまう……。HEARTシステムの成長の早さを説明するときや、クライマックスで高い達成値を出して敵を撃破する感覚を説明するときに、よく例として使っています。

「東京BABYLON」(新書館、CLAMP)

 後日談(続編?)の「X(角川書店)」の方が有名です。話の底に悲劇が見えるストーリー展開が気に入っています。

「東京魔人学園」(Asmik Ace Entertainment Inc.)

 遊んだことはないのですが、攻略本だけ参照しています。複数のキャラクターが協力して放つ「方陣技」がとても格好いい。友人経験点を集結して放つ一撃も、こんなイメージかも。

「トーキョーN◎VA the Revolution」(エンターブレイン、鈴吹太郎)

 「映画的なシーンの切り方」が印象的なサイバーアクションTRPG。場所や距離についても、現実の距離よりも「画面の外か中か」で考えている感じです。場所や距離、時間を無視し、映画的に物語を魅せる手法はかなり参考になりました。

「TORG」(West End Games/新紀元社、山北篤 訳監修)

 数字バランスがとてもいいTRPGで、ゲームデザインの参考にしています(説得行動への影響が強いです)。ヒロイックな行動が無理なく行なえます。残念ながら現在絶版。アメリカでは2版が出る予定です。

「はらったまきよったま」(角川書店、中貫えり)

 連載開始時は攻撃的だった性格のヒロインが、回を追うに連れて自己犠牲的で純真な面を見せていくのはなんだか面白いです。続編に「ジャンクジャングル」「魔界紳士録(新書館)」など。

「HAUNTED じゃんくしょん」(主婦の友社、夢来鳥ねむ)

 学校に住まう霊(魔物)と人間とが共存している学校でのドタバタ劇、という感じで始まって、後半はかなりシリアスになっています。蒼月学園の生徒たちの破天荒さ加減が、この作品の前半の雰囲気と結構似ています。

「問題提起作品集」(講談社、ももち麗子)

 シナリオを作るときに参照したりしていました。体罰、いじめ、ドラッグなどに関わって起きる事件などを描いているもので、ホラーではありません。ですが、人の心の歪みや疲れが霊を呼ぶ、という話はある種オカルトものの王道でもあります。「いたみ」「ひみつ」「めまい」「うわさ」「なみだ」の5冊があります。

 この他にも多数参照していますが、最も影響の強い作品を紹介いたしました。

[最終更新日 2015.7.15]