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シーン

起承転結

 このゲームでは、1つの話を「起:事件の発生」「承:情報収集」「転:障害の排除」「結:後日談」の4つに分割して進行します。起承転結のうち、承・転はさらにいくつかの「シーン」に分割されます。起・結はそれぞれ1つのシーンです。
 「起:事件の発生」は、各キャラクターが1人1回ずつ登場すると終了します。このシーンで経験点を得ることはできません。蒼月学園の設定を使う場合、ここで顧問の先生から事件解決の依頼を出すべきでしょう。
 「承:情報収集」は、ゲームのメインになる最も重要な場面です。「転」の後でまた「承」に戻ることもあります。1シーンでできる判定回数に制限はありませんが、1シーンにつき得られる友人経験点は1点です。実時間で1時間につき障害点が増えていくため、それぞれのシーンをテンポよく進めるように全参加者が努力してください。なお、1シーンをどんな時間単位で分けるべきかについては、マスターガイドを参照してください。
 「転:障害の排除」は、敵との戦闘や、被害者や加害者への説得など、最も盛り上がる場面です。1つの戦闘や説得がそのまま1つのシーンになり、終了後は「承」か「結」になります。マスターが障害点を使うと敵が登場したり敵の能力値・技能や達成値が上がったりします。戦闘では後攻になったとき、説得行動では毎ターン友人経験点を得ることができるので、経験点が足りなくても逆転は可能です。
 「結:後日談」は、話の結末を語る場面です。事件後のキャラクターたちの行動や日常生活を通して、語りきれなかったことを伝える「余韻」のシーンです。経験点を得ることはできませんし、判定をすることもできません(行動の成功や失敗はマスターが決定します。普通は成功でいいでしょう)。

表5:【シーンと時間の目安】

[表部分はスクロールが可能です]

シーンシーンごとの時間の目安全体時間の目安
各キャラクターに3~5分程度。10%
1シーンにつき5~10分程度。60~70%
最終戦闘は1時間以内、他は30分以内。15~25%
各キャラクターに2~3分程度。5%

[最終更新日 2015.7.15]