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第3章第1節:ターニングポイント

爬虫人(レプティリアン)による支配

 地球は爬虫人(レプティリアン)と呼ばれる異星人に支配され続けています。彼らは地球を永遠に支配するべく、これまでたくさんの文明を興しては滅ぼすことを繰り返してきました。
 宇宙には地球より進んだ文明がたくさんあります。もし地球人が自らの代表者を決めて助けを求めることができれば、彼らは地球人とコンタクトを取り、爬虫人を追放することができます。
 彼らは搾取するために文明を興し、世界統一を防ぐために文明を滅ぼします。そのためによく使う手段は、拮抗する二大勢力を作って互いに競わせ合うことです。
 資本主義と社会主義の戦いの勝者は、資本主義を代表する世界財閥のロスチャイルドとロックフェラー、シオニストたちになりました。しかし世界統一を成し遂げられては困るため、爬虫人たちは別の勢力に資金提供し、彼らを弱らせることにしました。

ブロック経済の再来

 利潤追求や政治的対立などの結果により、世界は自由貿易という名目を捨てて域内貿易を推進しています。域内では人的交流も盛んになると同時に、域外に対して排他的になり、新たな冷戦構造が作られています。
 ゲーム内での現在(2040年を想定)、有力な経済ブロックは3つ存在します。
 1つは世界財閥ブロック。主要国はアメリカ、イギリス、オーストラリア、イスラエル、日本。各国間の二国間FTAを統廃合した結果、TPPに極めて近い経済連携協定が結ばれています。政治や外交、文化や社会インフラなども均一の経済的価値観で評価されています。
 もう1つは国家経済ブロック。EUとEFTAがゆるやかに連携している状態です。ベーシックインカムを基軸にした国家中心経済が形成されていますが、世界経済のブロック化が進むにつれて収入が減り、国家による搾取が拡大しています。スイスを経由して爬虫人たちの資金が大量に投入されています。
 最後の1つは抵抗勢力ブロック。主要国はロシア、中国、統一朝鮮(後述)、ASEAN諸国。ロシアは爬虫人の資金を受けて、世界財閥への抵抗→撲滅を宣言しています。中国はロシアに大量の移民を送り込んで乗っ取りを画策しながら、他勢力とも交渉しキャスティングボートを握ろうとしています。
 ブロックに含まれない地域はアラブ、南アジア、アフリカです。インドは独自の勢力を作ろうとするも、資金や協力国が不足しています。アラブやアフリカは三大ブロックのいずれかに支配され、外国資金に操られるままに内戦を繰り返しています。
 中国やインドは爬虫人の資金提供を受けていません(このゲーム内では)。非白人だからだと思われます。

日本の二大勢力

 日本はアメリカを支配する二大勢力と同じ勢力に支配されています。片方は世界財閥側ですが、もう片方は抵抗勢力寄りの勢力です。アメリカを支配する勢力は、伝統的には共和党(軍閥・軍需産業)と民主党(財界)の2つでした。しかし兵器の無人化やその他の理由(爬虫人による資金提供?)で軍閥と軍需産業が対立。国家中心主義の共和党vs世界財閥主義の民主党の構図が生まれました。
 ゲーム内での日本では世界財閥主義の「日本企業連合会」が主流、国家中心主義の神道系新新興宗教「光明教」が傍流となっています。
 日本企業連合会(略称:日企連)は、ほとんどの経済団体や自治体が株式会社化した(ゲーム内の)現在における日本最大の勢力です。「自由保守党」の支持母体であり、アメリカの財界と軍需産業による支援と搾取を受けています。経済・文化のアメリカ化、移民の推進、軍国化を進めています。
 光明教は、日本企業連合会への抵抗勢力としてアメリカの軍閥が中心となって作った勢力です。日本国内のメディアとネットをほぼ制圧している日企連でしたが、「食と職を与える」との分かりやすいフレーズは口コミで広まり、貧困層が流出しました。野党の一部を取り込んで「創國党」を作り、勢力を拡大しています。日本文化保護、移民反対、人権主義の傾向がありますが、国防は米軍依存で米軍基地拡大には賛成しています。

もう1つの世界財閥=天皇家

 明治維新において、維新側はイギリスから、幕府側はフランスから資金提供を受けていました。勝利した維新側は明治天皇を別人とすり替えて、天皇家をイギリスの本部があった世界財閥の支配下に置きました。
 偽天皇は数十万人の売春婦の輸出で蓄財し、本来軍人に支払われるべき賠償金や軍需工場での重労働の成果をも着服しました。これらは米国に移った世界財閥を利するために使われます。
 太平洋戦争(大東亜戦争)末期には、ソ連の千島列島侵略が始まるまで海外へ資金を逃がすことに専念しました。理由は、世界財閥のための資産が一国の政府に奪われないようにするため、米政府や米軍が力をつけすぎないようにするためです。
 敗戦後の取り引きによって他の皇家を民間人へと追放した偽天皇一族は、海外に預けていた資産をさらに拡大していきます。横浜正金銀行に残されていた資産は日本銀行に移管され、政府や官僚の意を受けて動く巨大資産の原資になりました。特別会計など、様々な方法で作られる政府の裏金と合わさり、世界財閥に匹敵する規模に拡大します。
 同じ世界財閥の下で活動する日本政府と偽天皇でしたが、爬虫人の投資先の変更に伴って分裂します。かつての投資先である世界財閥に仕え続ける日本政府と、国家主体の経済に切り替えようとする爬虫人に仕える偽天皇。
 しかし、爬虫人たちにとっての日本の真の役目は「世界が統一されそうになったときの敵になること」です。逆に日本がいずれかの勢力によって統一されたときには、勢力を均衡にするために世界が日本を侵略します。
 これを防ぐためには、爬虫人からの独立と同盟国の確保が必要になるでしょう。

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[最終更新日 2016.11.26]