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カルト・マジック

 宿命との戦いが非常に厳しい系統です。特にウィッカはまず宿命を20点払う必要があります。他のものも、属性がニュートラルでなければ20点、ニュートラルでも10点の宿命を払う必要があります。従ってカルト・マジックの技能は2つ以上持つことは不可能だと考えていいでしょう。
 ただし、神通力、タオ、マントラは強力な魔法防具を、ウィッカは強力な魔法武器を得られます。上がりにくい魔法防御点を上げてくれるので、かなり有利です。また、ウィッカ、神通力、マントラは強力な相性なしの全体攻撃特技を、タオは消費MPの低い「反射」の特技を得られるので、将来性の高い技能だと言えるでしょう。
 魔道と忍術はそれぞれ他のカルト・マジックとは異なるので、それぞれの項目を参照してください。

魔道

 重視したい能力値は、加護。次いで知力、直観、魅力。
欲しい特技を得たら、それよりも技能を上げる価値はあまりない。悪魔合体や造魔作成などの、戦闘時には使わない特技が多く、しかもこれらは約1時間かければ+50%で判定できる(作業が約10分なので)。守護天使のおかげで魔法防御点が上昇したり、シンクロを防いだりできる。
 「死亡」を回復できる唯一の特技、「復活」を持つ。これ以外に「死亡」を回復できるのは反魂香であるが、この特技を得られるようになる頃には、出現値Aで普通に購入できる。戦闘中に使える特技はあまりないので、攻撃方法は他の技能に頼った方がいい。
 お勧めの覚醒は、ハイテク系や魔界魔法系。この技能で作れるものはコンピュータ(悪魔召喚師)にとっては必要なものが多く、しかも悪魔のシンクロを守護天使が防いでくれるのは非常にありがたい。また知力が高く、魔界魔法は選べる系統が多いと便利。
 なお、魔道に関係する神族にはロウやカオスが多いので、神族覚醒、転生覚醒には注意すること。
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ウィッカ

 重視したい能力値は、加護。次いで魅力。
 ずっとレベルを上げ続ける価値のある技能。だがキャラクター作成時は苦しく、攻撃よりもサポートの方に便利な特技が多い。「妖精の手助け」で使えるようになる妖精の魔法は自動成功するが、MP消費も大きいのでさほど使えない。高レベルになると対個人と対全体の強力な攻撃魔法を得る。また特技の最高レベルが低いので将来性はかなり高い。
 3レベルになるまではバッドステータスからの回復のことも考えると「薬草治癒」だけを使う方がいい。「妖精のおせっかい」は相手を去らせてしまえるので序盤は有効。アナライズに成功した後で「自然の助け」を使えば弱点に合わせて攻撃できるし、「魔法の輪」は防御点を物理も魔法もかなり向上させるのでかなり強力。「ワイルド・ハント」は神通力やマントラの同様の特技よりも修正値が高く、使いやすくなっている。
 お勧めの覚醒は、魔界魔法系。アセイミイ・ナイフの威力は魔力から求まるので、これでさらに強くなる。有効な攻撃用特技の消費MPが軒並み高いので、精神力も上がる魔界魔法はさらにお勧め。
 なお、ウィッカに関係する神族はほとんどがニュートラルで、本人もニュートラルのはずなので上級覚醒には特に問題はないと思われる。
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神通力

 重視したい能力値は、加護。次いで魅力。
 ずっとレベルを上げ続ける価値のある技能。魔法防御点を上昇させる特技が2つあり、技能値を上げることで威力がどんどん増していくのであると非常に便利。攻撃よりは回復、防御向上能力が多く、対個人の効率のいい攻撃が少ないので、ボス戦ではサポート専門に近くなるだろう。
 回復、治癒の特技に優れているが、魔界魔法と比較すると威力は低め。ただ、1つの技能でできるということを考えると決して損ではない。高レベルになると強い全体攻撃魔法を覚えるが、対個人に使うには消耗がはげしすぎる。
 お勧めの覚醒は、カルト・マジック系以外。覚醒後に得る技能が攻撃のための能力になるだろう。そういったわけで、逆に言えばどんな覚醒もお勧めとなる。サポート専門で伸ばすつもりならば、魔界魔法をお勧めする。
 なお、神通力に関係する神族は全ての属性に存在しているので、上級覚醒には特に問題はないと思われるが、転生覚醒を考えているのならそれを見越して属性を決めること。
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タオ

 重視したい能力値は、知力、次いで加護と魅力。符を使うものは知力で、嘯呼(しょうこ)は魅力で、その他は加護で判定している。
 ずっとレベルを上げ続ける価値のある技能だが、1レベルだけでも有効ではある。1レベルの「霊活符」だけでも使い勝手はかなりいい。「視鬼」は見えない悪魔を見る重要な特技だが、威力が技能値で決まるので技能を上げ続ける必要がある。最後に覚える反射の特技は、格闘系で得られるものよりも消費MPが低く、使いやすい。ただし、攻撃のための能力はほとんどないので注意。
 「霊活符」は使用武器の相性を相性なしにし、どんな敵にも有効な武器へと変えてくれるのでずっと使いつづけられる特技。しばらくの間はこれがメインになると思う。「五行禁符」は他のカルト・マジックのものと比べて、かなり使いにくい。
 お勧めの覚醒は、魔界魔法系やハイテク系。どちらも高い知力を活かせる系統である。中国武術と「霊活符」を組み合わせて後ろから格闘攻撃をするのもかなり強い。
 なお、タオに関係する神族で属性がロウのものは、霊鳥、妖鳥と天津神系。上級覚醒は基本的には仙族にするべきだろう。
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マントラ

 重視したい能力値は、加護、次いで魅力。
 ずっとレベルを上げる価値のある技能だが、低レベルのうちは相性「聖」の攻撃が多く、あまり使いやすくはない。中盤以降は使いやすくなるので、将来性は高い。カルト・マジックにしては珍しく、サポート系の特技が少ない
 相性「電」のダメージ魔法の「帝釈天咒法(たいしゃくてんしゅほう)」を得る頃には使い勝手がよくなってきている。「吉祥天咒法(きっしょうてんしゅほう)」は物理攻撃を完全に無効化してしまう強力な防御技。「金剛大日如来咒法(こんごうだいにちにょらいしゅほう)」はウィッカや神通力の同様の特技よりも消費MPが低く、使いやすくなっている。
 お勧めの覚醒は、格闘系。「吉祥天咒法」が物理攻撃を完全に無効化してしまうので、前列で戦って欲しい。「カバー」を取れば他人をかばえるのでさらに便利。
 なお、マントラに関係する神族で属性がロウのものは、ディーヴァ神族に少しいる程度。これに注意すれば、上級覚醒には特に問題はないと思われる。ちなみに、カオスの方が選択肢は多め。
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忍術

 重視したい能力値は、強さ、器用さ、敏捷性。加護はあまり使わない。
 ずっとレベルを上げる価値のある技能。カルト・マジックではなく、トリックと投擲と日本剣術の融合だと見なした方がいい。GPに関係なく入手できる武器がいくつかあり、レベルが低いうちはかなり強い技能になりうる。高レベルでも使える特技がいくつかあるので、最後まで十分に使える。
 「体術」を始め、相手の回避を下げる補助技がいくつかある。これらと高レベルの攻撃用特技を組み合わせるとかなり強い。「殺法」は物理防御点無効の強力な攻撃。他にも一列攻撃技や、「阿修羅」のような全体攻撃技もある。並の格闘系の技能よりも数段強いが、消費MPが高いのが難点。
 お勧めの覚醒は、ハイテク系、カルト・マジック系以外。トリックや投擲の要素を少しずつ含んでいるので、ハイテク系はやや無駄が生じ易い。日本刀を使うことが多いので、剛剣、速剣、抜刀術との相性はいい。抜刀術は特にお勧め。
 なお、忍術に関係する神族は、ニュートラルやカオスに多く存在している。これに注意すれば、上級覚醒には特に問題はないと思われる。ただし、国津神系しか選択肢はないので、技能覚醒をして超人を目指す方がいいのではなかろうか。
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[最終更新日 2015.7.15]