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魔界魔法

 判定で使う能力値は魔力のみです。MPを決める精神力と、魔力をひたすら高めればいいでしょう。なお、威力が技能レベルに依存しないので、魔力を上げてサイコロの数を増やさない限り威力は上がりません。また、相手より早く使わなければ意味のない魔法も多いので、敏捷性も重要になることが多くなります。
 戦闘中は回復やサポートをすることが多くなるでしょう。主戦力になるだけの能力はあるのですが、MPの消費は激しく、またサポートが効率よくできるのは魔界魔法の特徴でもあります。
 覚醒では、基本的に再度魔界魔法に覚醒することをお勧めします。必要な魔力を高めるにはこれしかないからです。ただ、ここで得た高い精神力を生かして他のことをするというのであれば、戦闘中にMPを使う技能の少ないハイテク系を除いてはいい結果が得られると思います。

アギ

 攻撃系4技能(アギ、ザン、ブフ、ジオ)のうち、消費MPが低くて攻撃力が高く、追加効果のない呪文。低レベルのうちはかなり使い勝手がよく、高レベルでも全体攻撃は割と強力。
 相性「火」の効かない相手には効果がないので、他の攻撃系技能も得ておくといいだろう。また、MP消費を押さえる意味から、格闘系統の技能かシューティングを1つ以上は持っておきたい。
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ザン

 消費MPが低いが攻撃力も低く、追加効果が「転倒」の呪文。低レベルのうちは使いやすく、高レベルでも戦略的に効果のある魔法。「転倒」している間はあらゆる行動にペナルティがあり、それを打ち消すには1アクションが必要になる。1回以上行動を浪費させるか、それをしない間はずっとペナルティを負ったまま、にすることができるというわけである。
 相性「風」の効かない相手には効果がないので、他の攻撃系技能も得ておくといいだろう。また、MP消費を押さえる意味から、格闘系統の技能かシューティングを1つ以上は持っておきたい。
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ブフ

 消費MPが高く、攻撃力は「アギ」並みに高い。追加効果が「氷結」の呪文。消費MPが高いが、低レベルでは劇的な効果を発揮する。高レベルでは「ザン」と同程度の効果しか見込めないが、ダメージが大きい分多少はまし。「氷結」は行動不可になるが、耐久力チェックに成功するまでは回復しない。低レベルのうちは回復しにくいが、高レベルになるとほぼ確実に回復してしまう。敏捷性が高い方が望ましい
 相性「氷」の効かない相手には効果がないので、他の攻撃系技能も得ておくといいだろう。また、MP消費を押さえる意味から、格闘系統の技能かシューティングを1つ以上は持っておきたい。
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ジオ

 消費MPも攻撃力は平均的で、追加効果が「感電」の呪文。低レベルのうちは消費MPが低いので使いやすい。「感電」は行動不可になるが、1ターンが終わると回復する。相手より敏捷性が高くないと、ただの攻撃呪文になるので(反撃の特技は不可になるが)注意。
 相性「電」の効かない相手には効果がないので、他の攻撃系技能も得ておくといいだろう。また、MP消費を押さえる意味から、格闘系統の技能かシューティングを1つ以上は持っておきたい。
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ダムド

 消費MPが高く、攻撃力はあまり高くない。追加効果が「転倒」の呪文。全体攻撃しかないのでやや使いにくいし、カオスにしか使えない。相性「風」の効く相手であれば、「ザン」のほうが効率がいいので、お勧めしない
 相性「物」の効かない相手には効果がないので、他の攻撃系技能も得ておくといいだろう。この魔法の効かない相手には銃器も効果はないので、後列攻撃できる格闘系統の技能を得ておきたい。
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メギド

 消費MPが高いが、攻撃力は最高峰。追加効果はないが、相性もないのでどんな相手にも効果あり。ロウにしか使えないのと、判定に成功しにくいのが珠に傷。
 MP消費を押さえる意味から、格闘系統の技能かシューティングを1つ以上は持っておきたい。
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回復

 序盤は必須の回復魔法。特に、たった2レベルで全体回復が使えるようになるのは魔界魔法の特権。物理戦闘中心のパーティーには必須。
 MP消費を押さえるためには、MPを使わない攻撃手段を得ておくのがいい。あるいはマカトランダ(魔法操作)で敵のMPを吸い取るという手もある。「治癒」「精神」と合わせると、「死亡」以外の全てを回復できるようになる。
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治癒

 1つずつに対応したステータス回復を覚えられる。他の系統と比べて1つずつしか回復できないという欠点はあるが、消費MPが少ないのは利点
 MP消費を押さえるためには、MPを使わない攻撃手段を得ておくのがいい。あるいはマカトランダ(魔法操作)で敵のMPを吸い取るという手もある。「回復」「精神」と合わせると、「死亡」以外の全てを回復できるようになる。
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精神

 精神系のステータスの回復と、精神的なステータス異常を起こす呪文を覚えられる。シンクロ防止の「マリラー」はあると便利。
 相性が「心」なので、後半は効かない悪魔が増えてくるので注意。「回復」「治癒」と合わせると、「死亡」以外の全てを回復できるようになる。
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破魔

 低レベルの悪魔を「死亡」させる強力な魔法だが、属性がダークの悪魔以外にはほとんど効果はない。序盤は消費MPが高いのでつらい。レベルが上がっていくと威力不足で効果がなくなることが多く、伸ばしていくのもつらい。
 他の技能を選ぶことをお勧めする
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変身

 「魔鏡」や「カード」に変身させる。「魔鏡」は魔法反射で物理攻撃がダメージ2倍、「カード」は炎が2倍で他の相性は無効なので、相性変化に注意すること。相性「呪」は効果がない悪魔の多い相性で、しかもどちらも精神力チェックに成功すると解けるので高レベルでは使用が難しい。敏捷性は高い方がいいが、パーティー中の格闘担当者よりも早ければ、敵よりも遅くてもかまわない。「魔鏡」にした後で物理攻撃をすれば、少なくともそのターンの間は威力が2倍になるからだ。
 相性「炎」の攻撃を持っていると、次のターン以降に強さを発揮できるかもしれない。
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禁為

 「金縛り」は耐久力チェックで回復できるが、少なくともそのターンのうちは有効なので、敏捷度が高ければかなり有効に使いこなせるはず。「ブフ」の副効果と同じだが、魔法さえ効けば確実に動きを止められるとなると、かなり強力であることが分かると思う。
 相性「禁」は全般的に魔法が効きにくい相手以外にはたいてい効くので、持っておくと非常に便利。
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強化

 味方を強化する、強力な魔法。「回復」「低下」と共に、魔界魔法使いをサポート専門にしてしまう要因の1つ。序盤は攻撃の威力を上昇する「タルカジャ」、後半は命中値や判定値を上昇する「スクカジャ」や「マカカジャ」が有効
 「強化」と「低下」は同じキャラクターが持たない方が効率がいい。物理防御点を半減したり、無視したりする格闘技能の持ち主がいたら、「ラクンダ」ではなく「タルカジャ」を使うようにしたい。攻撃の判定値をどちらも上昇させられるので、「低下」よりお勧め。
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低下

 敵を弱体化させる強力な魔法。抵抗不可なので、どんどん使いたい。「回復」「強化」と共に、魔界魔法使いをサポート専門にしてしまう要因の1つ。序盤は攻撃の威力を減少する「タルンダ」、後半は回避値を減少する「ヌルンダ」が有効。
 「強化」と「低下」は同じキャラクターが持たない方が効率がいい。魔法回避を低下させる手段がないので、魔法攻撃主体のパーティーにはお勧めしないが、「強化」を使う敵との戦闘では役に立つはず(「デカジャ」では解除されないので)
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魔法操作

 相性なしなので、どんな相手にも有効。「マカジャマ」は決まれば強力なので、持っていて損はない。なおMPを与える魔法もあるが、MPが不足するのはたいてい魔界魔法使いなので意味はないかも。MPを奪う魔法は、MPをあまり消費しない味方にかけてMPを分けてもらうという荒技もある
 「強化」「低下」と併用するときは、デカジャやデクンダに注意すること。敵を弱くしたら自分も弱くなった……では情けないから。
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結界

 とにかく敏捷性を上げて、相手より先に魔法を使うことが重要。「エストマ」以外は全て、使ったターンのみ有効なので、相手より遅ければ意味がない。ただし、いざ使ってしまえば確実に効果を発揮するので高度な技を使う必要もなく、強力な魔法と言える。この技能に限っては、魔力より敏捷性が重要
 「マルカジャ」で味方の移動力を上げたり、「マルンダ」で相手の移動力を下げたりしてしまうと、スピードの差を埋められるかもしれない。
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移動

 有利だが使いにくい魔法が多い。「テラフーリ」は対象が1人なのでちょっと使いにくいが、格闘回避なども上昇する。「トラフーリ」は弱った味方を安全な場所へ転移させるなど、頭を使えば使い道は結構ある
 他の技能との接点はあまりない。戦闘中に使えるほかの技能も取ってみて欲しい。
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幻術

 信じられないくらい強力な効果の魔法。「ノエルエム」は、闇を見通す能力のない者の攻撃や回避の判定値をがくりと下げることができる。「イルク」も自分にしか効果がないが、術者の攻撃への回避能力を大きく下げてしまえる。これらは相性なしで、しかも解除方法が「デイル」くらいしかない。
 これらを使った後で攻撃の技能を使うと、回避能力が落ちているので強力な効果を得られる。上記の6つの攻撃用の技能を参照して欲しい。
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黒魔術

 これも強力な魔法がいくつかあるが、相性は「呪」と「心」なので、効果のない敵が多い。特に「ダラビス」は相手を石化させる魔法で、「石化」は普通には回復しないのでボスに対しても有効(アイテムや魔法でしか回復しない)
 相性「呪」や「心」は効果がない悪魔の多い相性なので、高レベルでは使用が難しい。
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召喚

 効果が送還の魔法は、「破魔」と同じく威力不足で効果がなくなることが多い。なお「ネクロマ」はステータスが「死亡」の仲間や仲魔を動かすことになると思われるので、戦闘中に倒れたキャラクターに使うのは無理だということになる。死亡からの回復手段がない場合、使用をあきらめることになると思うので、あまり使い勝手がよくないということになるのではないだろうか。瀕死でも使えるというのなら、かなり役立つだろう(マスターの解釈も分かれるだろう)
 他の技能を選ぶことをお勧めする。
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[最終更新日 2015.7.15]