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格闘(武器使用)

 一般鍛練が4つありますが、このうち「司令」と「カバー」は戦術上非常に重要になってきます。
 優れた防御能力の持ち主をカバー専門要員にするか、全員で弱点を補い合うようにカバーしあうようにする必要があるでしょう。この時有効なのは、格闘、射撃攻撃に対しては抜刀術、投げなどに対しては柔道の防御用特技です。魔法攻撃については装備している防具の相性が、効果半減や無効、反射などならば可でしょう。なお、記述を読む限り、カバーとメインアクションは両立できるようです(カバーは「防御」ですので)
 「司令」は高い魅力が必要なので、アナライズと召喚が終わって暇になったコンピュータ使いに任せるのがお勧めになります。

 武器の携帯は、大破壊前は違法になります。大破壊後であれば問題ありません。
 →素手の格闘を見る

剛剣

 重視したい能力値は、強さ。日本刀の中には最大で器用さを25必要とするものがあるので、器用さもそこまでは上げておきたい。なお、防御をあまり考えていない技能なのでHPも高くする必要がある。
 成長させつづける価値のある技能ではあるが、特技を全て得たところで(14レベル)成長を止めてしまって、他の日本剣術を伸ばしていってもかまわない。序盤から最後まで、敵に与えるダメージの大きさでは他を圧倒するだろう。
 剣を抜く前のことを考えると、抜刀術も併用したい。防御や回避を考えるなら、速剣も有効。武器が日本刀なので、日本剣術同士は相性がよい。大破壊前であれば武器を使わない格闘系の技能を得るのも悪くない。
 序盤は「受け」だけを使って、攻撃はMP消費せずにした方がいい。相手の回避を下げる「踏み込み」や、物理防御点無効の「兜割り」は高レベルではかなり役立つと思われる。
 お勧めの覚醒は、精神力の上がる魔界魔法や超能力。命中精度を高める「強化」技能は特にお勧めだが、自分が使うよりは他人に使ってもらう方がいい。あるいは他の日本剣術や忍術に覚醒してもいい。
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速剣

 重視したい能力値は、強さ、敏捷性、直観。日本刀の中には最大で器用さを25必要とするものがあるので、器用さもそこまでは上げておきたい。
 成長させつづける価値のある技能ではあるが、特技を全て得たところで(14レベル)成長を止めてしまって、他の日本剣術を伸ばしていってもかまわない。なお、攻撃用の特技が5レベルまで登場しないので、序盤は武器の威力のみに頼ることになり、苦しい戦いを強いられる。
 剣を抜く前のことを考えると、抜刀術も併用したい。序盤の攻撃用特技を得たければ、剛剣を1レベルで取るか、「分の剣」を命運2点で取ってもいい。武器が日本刀なので、日本剣術同士は相性がよい。大破壊前であれば武器を使わない格闘系の技能を得るのも悪くない。
 序盤は攻撃用の特技がないので、物理防御点の高いボスなどに対してはつらい。「雷光突き」は消費MPが低めでかなり使いやすいといえる。「無行の位」は相手の攻撃をそのまま反射できるので、通常の反撃と違って攻撃の威力を上げたり高度な技を使ったりしなくてよく、かなり使いやすい。
 お勧めの覚醒は、直観と精神力が上がる超能力(ただしチャネリングは精神力は上がらない)。あるいは他の日本剣術や忍術に覚醒してもいい。
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抜刀術

 重視したい能力値は、強さと精神力。日本刀の中には最大で器用さを25必要とするものがあるので、器用さもそこまでは上げておきたい。直観を使う2つの回避技は、実はあまり強くないので敏捷性を上げて普通に回避した方がいいと思う。
 成長させつづける価値のある技能ではあるが、特技を全て得たところで(10レベル)成長を止めてしまって、他の日本剣術を伸ばしていってもかまわない。特技を使うには日本刀が鞘に収まっていなければならないので、特技を使わないでの攻撃ができないのが弱点。格闘系の中では最強の防御技を持つが、これを使うことを考えると抜刀術以外の特技を使えなくなってしまう(カバーと防御しかしないのであれば、それでも平気そうだが)
 剣を抜いた後のことを考えると、剛剣か速剣、または忍術を一通り習熟したい。大破壊前であれば武器を使わない格闘系の技能を得るのも悪くない。
 抜刀術で戦うためには、特技を使う必要がある。これは初期のキャラクターにはつらいので、最初は剛剣を1レベルにして、抜刀術を使わないことをお勧めする。「金城湯池」は防御に武器の威力を使い、しかも射撃武器にも有効な強力な防御技。これを得る頃には抜刀術を基調にした闘い方に移行しても大丈夫そう。
 お勧めの覚醒は、精神力の上がる魔界魔法や超能力。命中精度を高める「強化」技能は特にお勧めだが、自分が使うよりは他人に使ってもらう方がいい。あるいは他の日本剣術や忍術に覚醒してもいい。
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 重視したい能力値は、器用さと加護。弓の中には最大で強さを45必要とするものがあり、ある程度は高くしたい。
 レベルを上げ続ける価値はさほどない。3レベルまで伸ばせばその後は放置してもかまわない。高レベルの特技は威力が武器に依存しないものが多く、あまり強さを感じない。「射返し」は回避特技としては便利だが、消費MPが大きいのでつらい。後列の防御用としては悪くない。
 格闘系の技能を持っていると、前列に出て欲しいという要望が強くなると思われる。その場合は武器を使った格闘系の技能の中から何か選んで前列に出てしまった方がいい。後列からの格闘攻撃を考えるなら、「踏み込み」がある剛剣、使う武器が後列攻撃可能の中国武術、ウィップマスター、ウェポンマスターリィ(槍)をお勧めする。
 1レベルから使える命中率も威力も上がる特技「弓術」だけで攻撃は十分。「二連の矢」「貫く矢」もかなり使い勝手がいい。ステータス変化を引き起こす「威嚇の矢」は魔法回避で避けられてしまうので、敵が高レベルになると成功しづらい。「神業の矢」は悪魔には無効なので苦しい。
 お勧めの覚醒は、器用さの上がるハイテク系。逆にハイテク系の技能の持ち主が弓に覚醒すると後列からの重要な戦闘要員になりうる。
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中国武術

 重視したい能力値は、強さと直観。中国武器の中には最大で器用さを25必要とするものがあるので、器用さもそこまでは上げておきたい。なお、使用武器は後列攻撃可能なものなので、後列であれば耐久力は低めでもいい。
 ずっとレベルを上げ続ける価値のある技能。「扎(さつ)」は1レベルの特技だが、命中率も威力も上がる最後まで使える特技。「拗接(ようせつ)」はプラスの修正付きの回避技で、しかも失敗しても武器を落とす攻撃を防げるという優れもの。
 他の技能を入手する必要は特にはないが、大破壊前であれば武器を使わない格闘系の技能を得るのも悪くない。全般的に消費MPが低めなのでかなり有利だが、最強武器のGPや威力は他と比べてやや低めになっている。
 1レベルで攻撃と防御の技を得るが、序盤の攻撃はMP消費をしない方がいい。使う武器が長いせいか武器の修正値が高く、しかも特技の修正値も高いので高度な技を使いやすい。
 お勧めの覚醒は、直観と精神力が上がる超能力(ただしチャネリングは精神力は上がらない)
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フェンシング

 重視したい能力値は、強さと敏捷性。武器を持つ条件として、器用さと魅力が必要になっているので要注意(特に魅力は最強の武器で40を要する)
 ずっとレベルを上げ続ける価値のある技能ではあるが、武器が非常に壊れやすいことを考えると使わない方がいいのかもしれない。特技での攻撃は全て物理防御点半減なので、かなりの脅威になる。ただし防御技が弱いので、3レベルで回避技を得るまではつらい。後になればなるほど強い特技がそろっている
 痛烈な欠点として、武器の事故値が低く、9~4%の割合で武器が壊れてしまうことが上げられる。これを考えるとフェンシングは使わない方がいい技能、となるのではなかろうか。
 1レベルから攻撃と防御の技を得るが、防御技の方は素手の格闘のもの程度のものなのであまり使いやすくはない。回避技「ボン・ナリェール」は消費MPも低くて使いやすい。「アタック・オ・フェール」は相手の防御技を使わせないので人間同士の戦闘にはかなり有利。「ダンス・マカブル」は一列攻撃の特技で、ザコ一掃が可能な強烈な特技。こんなに強いのに、武器が壊れやすいだなんて……
 お勧めの覚醒は、魅力の上がるカルト・マジック系やチャネリング。ただし事故が怖いので、覚醒後に得る技能をメインの能力にして、こちらを副にする方がよさそう。その場合はどんな覚醒でもうまくいくことだろう。
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ウェポンマスターリィ

 重視したい能力値は、強さ。器用さは25もあれば十分だが、使う武器によってはもう少し必要。
 (刀剣、槍に関しては)ずっとレベルを上げ続ける価値のある技能。武器の種類ごとに別の技能として扱うので注意。刀剣、槍は最後まで使えるし、種類も豊富だが、最低限必要なGPが高いので覚醒後でなければ使える武器がない。序盤ならナイフが使いやすい。なお、日本刀や中国武器など、他にそれ専用の技能がある場合は、この技能では扱えないと考えるべきだろう。
 ウェポンマスターリィ(刀剣)、ウェポンマスターリィ(槍)の2つがあれば、最後まで装備する武器には困らないだろう(しかも威力が最強のものを使える)。装備に困るほど高レベルで遊ぶことはあまりないと思うけど……
 1レベルで最低限必要な特技はそろう。ただ、「パリー」は防御技としては消費MPは高め。命中率が上がる「アタック」や、物理防御点半減の「スマッシュ」は最後まで使える。特技の最高レベルが8レベルと非常に低いので、判定値を高めやすいという利点もある。攻撃の消費MPは全般的に低めで、修正値も高めなので、高度な技を使いやすい。攻撃のみを考えるなら最強の格闘だと言えるだろう。
 お勧めの覚醒は、格闘系。やはりさらに強さを上げてしまいたい
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ウィップマスター

 重視したい能力値は、強さ。鞭の中には最大で器用さを26必要とするものがあるので、器用さもそこまでは上げておきたい。武器の使用条件のため、女性であれば魅力は30欲しい。
 ずっとレベルを上げ続ける価値のある技能。武器の威力は低く、ダメージを与えることは期待できない。ただし、「巻き付き」や「ホールド」は相手の動きを封じられるのでサポートとしてかなり有効
 大破壊前であれば武器を使わない格闘系の技能を得るのも悪くない。サポートではなく攻撃能力を得たいのであれば、他の武器を使う格闘系の技能を入手することをお勧めする。
 最初のうちは「鞭攻撃」での攻撃が有効。後になると「ホールド」で相手の行動を封じるのが強力。普通の締め技とは違い、本人は維持にMPを支払う必要はないし、本人は回避にペナルティを受けないが、高レベルの敵であれば1アクションを費やせばほぼ確実に脱出できる。敏捷性を高めて素早く攻撃し、その後回避不能状態のうちにみんなで攻撃するという作戦が組めるだろう。一列攻撃、全体攻撃があるが、高レベルの敵を相手にすると威力不足でダメージがほとんど与えられなくなってしまう。
 お勧めの覚醒は、格闘系。やはりさらに強さを上げてしまいたい。戦闘でサポートではなく主役を目指すのなら、他の武器を使う格闘系がお勧め。
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軍隊格闘術

 重視したい能力値は、強さ、器用さ、敏捷性。
 ずっとレベルを上げ続ける価値のある技能。1レベルの時点ではかなり使い勝手がいい。締め技は成功している間、相手の動きを封じられるのでサポートとしてかなり有効。後半は「ハング・ワイヤー」が使えると思う。
 ナイフ、ピストル、締め技を平均的に使えるので、他の技能を得る必要はあまりない。どれもダメージはさほど大きくないので、戦闘で主役になりたければ武器を使う技能を得た方がいいだろう。なお、転倒回避のために「受け身(柔道)」は取っておくべきだろう。
 序盤ではナイフでの戦闘、中盤以降は「ハング・ワイヤー」が有効。「受け(ナイフ)」は消費MPが低いので使い勝手がいい。中盤以降は「ハング・ワイヤー」で相手の動きを封じることで周囲のサポートを狙うのが得策ではなかろうか?
 お勧めの覚醒は、特にはなし。かなり多彩な能力を得ることができるが、どれも決定力には欠けるので覚醒後に得る技能をメインの能力にして、こちらを副にする方がよさそう。そういったわけで、逆に言えばどんな覚醒もお勧めとなる。
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[最終更新日 2015.7.15]