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格闘(素手)

 一般鍛練が4つありますが、このうち「司令」と「カバー」は戦術上非常に重要になってきます。
 優れた防御能力の持ち主をカバー専門要員にするか、全員で弱点を補い合うようにカバーしあうようにする必要があるでしょう。この時有効なのは、格闘、射撃攻撃に対しては抜刀術、投げなどに対しては柔道の防御用特技です。魔法攻撃については装備している防具の相性が、効果半減や無効、反射などならば可でしょう。なお、記述を読む限り、カバーとメインアクションは両立できるようです(カバーは「防御」ですので)
 「司令」は高い魅力が必要なので、アナライズと召喚が終わって暇になったコンピュータ使いに任せるのがお勧めになります。

 素手の格闘は、全般的にダメージが低くなります。武器携帯が違法になることの多い大破壊以前にお勧めです。
 →武器使用の格闘を見る

柔道

 重視したい能力値は、強さと敏捷性、精神力。ただし素手の格闘は、高レベルになると特技を使ってもなかなか有効打を与えられないので注意。技能は柔道だが、特技名を見ると合気道を含んでいる気がする。
 ずっとレベルを上げ続ける価値のある技能。投げ技は転倒、スタンチェックなどの追加効果があるので、高レベルの敵に対しても有効になりうる。7レベル以降に便利な特技がそろっていて、かなり将来性が高いとも言える。逆に序盤は消費MPが高いので苦しい。
 他の技能にレベルを費やす暇はない、これは他の格闘系にも言えることだが。序盤は消費MPが激しくあまり戦えないので、骨法などの他の格闘系技能と組み合わせて戦いたい。また、戦闘で主役になりたければ武器を使う技能を得た方がいいだろう。
 移動力(敏捷度)を高くして相手の攻撃の前に投げれば、転倒やスタンチェックなどのペナルティを課すことができるのでかなり有利だろう。「関節技」は相手の行動を封じるのでこれも有効。「空気投げ」はダメージの効果はあまり期待できないが、転倒やスタンチェックなどの追加効果を期待できる。「とんぼ」は防御特技の中ではかなり強力(特に投げ技に強い)なので、「カバー」と組み合わせると便利。「合気」は相手の攻撃をそのまま反射できるので、通常の反撃と違って攻撃の威力を上げたり高度な技を使ったりしなくてよく、かなり使いやすい。
 お勧めの覚醒は、精神力の上がる魔界魔法や超能力。特に魔界魔法系の「強化」や「移動」技能は敏捷度や移動力を上昇させる魔法を使えるのでお勧め。しかし、戦闘でサポートではなく主役を目指すのなら、武器を使う格闘系を目指すべき。
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空手

 重視したい能力値は、強さと精神力、耐久力。ただし素手の格闘は、高レベルになると特技を使ってもなかなか有効打を与えられないので注意。防御をあまり考えていない技能なのでHPも高くする必要がある。
 レベルを上げ続ける価値はさほどない。高レベルの敵にはよほどレベルを高くしないとダメージを与えられない。逆に序盤、特に1レベルの特技がMPコストが安く有利。
 転倒すると弱いので、「受け身(柔道)」は取っておくべきだろう。だが、相手の物理防御が上がるに連れて無力感を感じるのは仕方ない。大破壊後を見据えて、武器を使う技能を入手したい。
 序盤なら、「受け(空手)」を始めとして、1レベル特技のみで戦う方がMP消費が少なくてすむ。中盤以降は武器を使う技能に伸ばす方がいい。
 お勧めの覚醒は、特にはなし。覚醒後に得る技能をメインの能力にして、こちらを副にする方がよさそう。そういったわけで、逆に言えばどんな覚醒もお勧めとなる。
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骨法

 重視したい能力値は、強さと精神力。次いで、敏捷性。物理防御無効の技もあるがMP消費が激しく、尽きるのが早いので注意。
 ずっとレベルを上げ続ける価値のある技能。「徹し」が防具無効でダメージを与えるので、素手の格闘の中で有効打を与えうる技能になっている。序盤も1レベルから物理防御が半減する特技を持っているので、使い勝手はかなりいい。
 防御技の消費MPが高いので、「受け(空手)」などを持っておきたい。転倒回避のために「受け身(柔道)」も欲しい。だがこれらは命運で取っておいて、技能レベルをずっと上げ続けて欲しい。
 序盤は、「弾き」が物理防御点半分でダメージを与えられるので便利。4レベルの「曲がり」は相手の次の判定を逆スワップにさせるのでサポートとして有効かも。終盤は物理防御無効の「徹し」。ただし素手の格闘はMPが尽きると護身術程度の役にしか立たないので注意。
 お勧めの覚醒は、精神力の上がる魔界魔法や超能力。命中精度を高める「強化」技能は特にお勧めだが、自分が使うよりは他人に使ってもらう方がいい。
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相撲

 重視したい能力値は、強さ。ただし素手の格闘は、高レベルになると特技を使ってもなかなか有効打を与えられないので注意。
 ずっとレベルを上げ続ける価値のある技能。締め技は成功している間、相手の動きを封じられるのでサポートとしてかなり有効。「相撲体」は防げるダメージは少ないものの、スタンチェックに+20%がオイシイ。なお、ルール上に記述はないが、相撲取りのような体型になると考えるべきだろう。
 序盤は消費MPが激しくあまり戦えないので、骨法などの他の格闘系技能と組み合わせて戦いたい。「さばおり」が使えるようになったらこれで周りのサポートをする方が得になってくる。戦闘で主役になりたければ武器を使う技能を得た方がいいだろう。なお、転倒回避のために「受け身(柔道)」は命運2点で取っておくべきだろう。
 ただひたすら強さを上げて「さばおり」。序盤は攻撃用の特技の消費MPが高く、成長する頃にはダメージを与えられなくなっている。動きを封じることで周囲のサポートを狙うのが得策ではなかろうか? しかもこの方法だとMPの消費量が少な目になる(「さばおり」は、維持ならMP消費は1)。多人数を相手にしたときは相撲の特技を使わない方がいい。
 お勧めの覚醒は、格闘系。やはりさらに強さを上げてしまいたい。対ザコ戦での戦力を得たい場合や、戦闘でサポートではなく主役を目指すのなら、武器を使う格闘系がお勧め。
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八極拳

 重視したい能力値は、強さと敏捷性、精神力。ただし素手の格闘は、高レベルになると特技を使ってもなかなか有効打を与えられないので注意。
 レベルを上げ続ける価値はさほどない。高レベルの敵にはよほどレベルを高くしないとダメージを与えられない。「浸透勁(しんとうけい)」は魔法防御点しか有効でないので強そうに見えるが、消費MPがレベルアップに合わせて上昇するのでつらい。低レベルのうちも、攻撃用の特技の消費MPは高いし、防御特技は2レベルだし、あまり利点を感じない。
 転倒すると弱いので、「受け身(柔道)」は取っておくべきだろう。だが、相手の物理防御が上がるに連れて無力感を感じるのは仕方ない。大破壊後を見据えて、武器を使う技能を入手したい。
 最初から最後まで、他の技能と比べると不便さが目立つ。低レベルのうちは攻撃の消費MPが高く(その代わり当たりやすいが)、防御特技は2レベルにならないと得られない。高レベルにおいても消費MPに難点がある。
 お勧めの覚醒は、特にはなし。覚醒後に得る技能をメインの能力にして、こちらを副にする方がよさそう。そういったわけで、逆に言えばどんな覚醒もお勧めとなる。
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太極拳

 重視したい能力値は、強さ。次いで敏捷性や直観。ただし素手の格闘は、高レベルになると特技を使ってもなかなか有効打を与えられないので注意。
 ずっとレベルを上げ続ける価値のある技能。ただし、最終的には護身術になってしまうので、戦闘時のサポートや攻撃については他の手段を入手する必要がある。低レベルのうちの攻撃用特技と防御用特技は、プラスの修正があって成功しやすい。高レベルでは「発勁(はっけい)」が防御技としてはとても有効。全体的に判定値が高めなので、高度な技を使いやすい。
 攻撃能力の強化、またはサポート能力の強化を目指したい。このページで上げている、ずっとレベルを上げ続ける価値のある技能、のなかから必要なものを選んでいただければ幸いである。
 序盤の攻撃用特技と防御用特技は、共に強さ+10でプラス修正があるので成功しやすい。高レベルになり、最終奥義の「発勁」を得る頃には防御はほぼ完璧になる。物理防御点を上昇させる技なので、相性が剣、物、技、のもの全てに有効になる。「発勁」は転倒やスタンチェックなどの追加効果があるのに「防御」なので、「カバー」との組み合わせも可能。この技能の最大の問題は、攻撃能力の低さなのだが……
 お勧めの覚醒は、特にはなし。覚醒後に得る技能がサポートや攻撃のための能力になるだろう。そういったわけで、逆に言えばどんな覚醒もお勧めとなる。
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蟷螂拳(とうろうけん)

 重視したい能力値は、強さと敏捷性。物理防御無効の技もあるが、MP消費が激しく、尽きるのが早いので注意。
 ずっとレベルを上げ続ける価値のある技能。「猿猴歩法(えんこうほほう)」が命中率を高め、「秘孔点穴(ひこうてんけつ)」が防具無効でダメージを与えるので(威力は素手の格闘系の中でも最大)素手の格闘の中で最強の技能。物理防御が半減する「突き」が多いので、MPさえ足りていれば使いやすい技能だと言えよう。
 回避や反撃の技はあるが防御技がないので、「受け(空手)」などを持っておきたい。転倒回避のために「受け身(柔道)」も欲しい。1レベルから使える「猿猴歩法」はいつまでたっても使い勝手がいい補助特技なので、必中を願う攻撃の前には必ず使うこと。
 序盤は、「蟷螂手」が物理防御点半分でダメージを与えられるので便利。終盤は物理防御点無効の「秘孔点穴」。「猿猴歩法」は命中率を高める特技で、1レベルから最後までずっと使う重要な特技。ただし素手の格闘はMPが尽きると護身術程度の役にしか立たないので注意。
 お勧めの覚醒は、精神力の上がる魔界魔法や超能力。命中精度を高める「強化」技能は特にお勧めだが、自分が使うよりは他人に使ってもらう方がいい。
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ムエタイ

 重視したい能力値は、強さと加護。ただし素手の格闘は、高レベルになると特技を使ってもなかなか有効打を与えられないので注意。防御をあまり考えていない技能なのでHPも高くする必要がある。
 レベルを上げ続ける価値は全くない。高レベルの敵にはよほどレベルを高くしないとダメージを与えられない。空手よりもさらに厳しく、物理防御点を半減させる技が皆無。だが、ムエタイには2レベルに「ワイクル」がある。これを使うと「恐怖」と「混乱」を防ぎ、魔法防御点が上昇する。他の格闘系の持ち主は、命運を4点使うかムエタイを2レベルにしてでも、これを得る価値はある。
 転倒すると弱いので、「受け身(柔道)」は取っておくべきだろう。だが、相手の物理防御が上がるに連れて無力感を感じるのは仕方ない。大破壊後を見据えて、武器を使う技能を入手したい。「ワイクル」は、MPに余裕があれば、1分間かけて+50%の修正付きで使いたい。対ボス戦などに有効。
 2レベルにして「ワイクル」を得たらこの技能は捨ててもよい。判定の修正が甘いので、後列の護身用にしておく分にはかなりリーズナブルではある。ただし、格闘で戦う気があるのなら武器を使う技能に伸ばす方がいい。
 お勧めの覚醒は、特にはなし。覚醒後に得る技能をメインの能力にして、こちらを副にする方がよさそう。そういったわけで、逆に言えばどんな覚醒もお勧めとなる。
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ボクシング

 重視したい能力値は、強さ。ただし素手の格闘は、高レベルになると特技を使ってもなかなか有効打を与えられないので注意。
 レベルを上げ続ける価値はさほどない。グローブを使用している場合、「ブロック」は低レベルから使える効率のいい防御用特技になるが、攻撃用の特技の威力が低いのでそれまでである。
 転倒すると弱いので、「受け身(柔道)」は取っておくべきだろう。だが、相手の物理防御が上がるに連れて無力感を感じるのは仕方ない。大破壊後を見据えて、武器を使う技能を入手したい。
 「ブロック」はかなり効率のいい防御用特技なので、序盤はこれとカバーで味方を守ることができる(ただし、グローブ使用時のみ)。中盤以降は武器を使う技能に伸ばす方がいい。
 お勧めの覚醒は、特にはなし。覚醒後に得る技能をメインの能力にして、こちらを副にする方がよさそう。そういったわけで、逆に言えばどんな覚醒もお勧めとなる。
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プロレス

 重視したい能力値は、強さ。次いで、敏捷性、直観、器用さ。ただし素手の格闘は、高レベルになると特技を使ってもなかなか有効打を与えられないので注意。
 ずっとレベルを上げ続ける価値のある技能。締め技は成功している間、相手の動きを封じられるのでサポートとしてかなり有効。1レベルのうちから締め技が使えて、しかも初期の消費MPが少ないので最後まで使いつづけられる技能だと思う。
 他の技能にレベルを費やす必要はあまりない。「受け身」や「タフ」など、防御用特技も一通りそろっている。ただ、作り立ての1レベルでは防御能力が弱い。
 ただひたすら強さを上げて関節技を極める。ダメージを与えること自体は難しいが、動きを封じることで周囲のサポートを狙えるMPの消費量が少な目になるので(関節技は、維持ならMP消費は1)、医学などによる戦闘後の回復を考える余裕もあると思う。
 お勧めの覚醒は、格闘系。やはりさらに強さを上げてしまいたい。対ザコ戦での戦力を得たい場合や、戦闘でサポートではなく主役を目指すのなら、武器を使う格闘系がお勧め。
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通背拳

 この技能は「別冊FSGI」第3号で追加されたものです。
 重視したい能力値は、強さと精神力。次いで敏捷性。ただし素手の格闘は、高レベルになると特技を使ってもなかなか有効打を与えられないので注意。
 ずっとレベルを上げつづける価値はある。格闘系の技能の中で最も命中しやすく、でもダメージは小さい技能。もちろん連続技を使えば命中率は落ちていくのだが、初撃の命中しやすさは特筆に価する。高レベルの敵にはよほどレベルを高くしないとダメージを与えられない。逆に序盤はMPコストが高すぎて使いにくい。連続技があるおかげでMPの消費のスピードもむちゃくちゃ早い。移動力を高めて「やられる前に倒せ」という戦法が有効か。
 判定値にマイナスの修正がつく特技は1つしかない。レベルが上がれば上位の技でも相手に命中させられる。これは相当な強みではあるものの、MPが尽きると役立たずに成り下がってしまうので、くれぐれも気をつけられたし。
 転倒すると弱いので、「受け身(柔道)」は取っておくべきだろう。他はMPを消費しない戦い方を身につける必要がある。
 お勧めの覚醒は、強さを上げる格闘か、精神力を上げる魔界魔法、超能力。
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[最終更新日 2015.7.15]