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裸の歯

旅行記・仙台編

 11月9日~10日に社内旅行で仙台に行きました。この社内旅行、宿泊するホテルでパーティがある以外はほとんど自由行動だったので、実質タダの旅行と同じ(往復の新幹線代と宿泊費は文字通りタダだし)
 普段よりちょっと早めに起きて、東京駅に向かいます。ちなみに、この東京駅に使われているレンガは僕の出身地(札幌市白石区)で作られたものなのだそうです。

 朝の東京駅

 9時頃発の新幹線で一気に仙台駅へ。朝食を抜いてきた(本当は急いで出てきたので食べられなかったダケ)のでお弁当がおいしい。
 でも・・・ 降りたらすぐ牛タンを食べに行くんだよなぁ・・・
 食べられなくなることはないと思うけど、太っちゃうよぉ・・・
 降りた後、店の予約時間まで少し間があるので、付近の中古パソコンショップで時間つぶし。東京と違って大型店が都心にあるのは便利かも。
 「普段とやっていること、変わんねーなぁ」
 ・・・いやあの、僕は普段土曜はTRPGだから、あまり来ないので結構楽しいです・・・

 そしてお待ちかねの牛タン。仙台は牛タン発祥の地らしいのですが、特に他と変わった食べ方があるわけでもないようです。頼んだのはオーソドックスな牛タンとテールスープのセット。がしかし。れんげの大きさと比較すれば、肉の量が結構多いことが分かります。
 で、この牛タン、肉がかなりの厚切りで、しかも柔らかい
 絡み合う舌と舌。とろけるような感覚。ああ、こんなの初めてっ。
 ・・・日本語の使い方、かなり間違ってマス。

 牛タンとテールスープ

 次いでレンタカーを借りて温泉へ。
 途中、コンビニATMでお金を降ろそうとしたら郵便局のATMしか無いのにびっくり。やっぱり東京のほうが便利だよぅ・・・
 温泉は風情溢れる露天風呂。風が強くて落ち葉が舞い散っています。
 落ち葉をお湯に浸らせたりしながら遊んでいると、

 秋の風情。ところがこの後・・・ 時代劇の中みたいなお庭

 なんと初雪。というか吹雪。落ち葉と雪が共に舞い、幻想的な風景を作り上げています。
 この景色を肴に日本酒を飲んだらさぞかし美味しかろう。がしかし。
 「風強いよー、寒いよー、出たくないよー」
な状態になってしまって、風が納まるまで浸かっていたのでちょっとのぼせてしまいました・・・

 雪の関所? 白き衣をまとう山

 温泉を出てから行ったのは秋保大滝。「あきうおおたき」って読みます。「あきほ」じゃないですよ。
 滝の雄大な眺めを見てしばし感動。でも、1kmくらい歩くともっと近くから見ることができるらしい。

 看板 秋保大滝 雄大な景色

 そして我々探検隊(違う・・・)は、滝壷まで行くべくさらに奥へと進んでいくことにしたのでした。それはちょっぴり無謀な旅でした・・・
 道とは名ばかりの獣道、もちろん舗装はされていません。初雪でぬかるみ、さらにその上にうっすらと雪のシーツが敷かれている場所もありました。
 「転ぶなよ、転んだら(下にいる俺たちが)怪我するからなー。」
 ・・・体重の重い僕が先行すべきだったかも。

 危険な階段 マイナスイオン溢れる滝壷

 そうして着いた滝壷、水しぶきが飛び散るマイナスイオンたっぷりのスポットです。
 そう、水しぶきがあちこちにかかるんです。
 雪が降ると思っていなかったからあまり厚着していなかった(もちろん防水もしていなかった)僕は、すっかり体を冷やしてしまいました。
 そしてその帰り道で、観光客の道案内をするバスガイドさんとすれ違いました。ガイドさんは制服しか着ておらず、ヒールが低めの靴を履いているだけという、ぬかるんだ寒い場所を歩くにはとことん向かない服装で歩いていました。
 あのガイドさん、風邪を引かずに済んだでしょうか、転ばなかったでしょうか。ちょっと気がかり・・・

 マイナスイオン 溢れる 滝壷

 破天荒、というほどでもないけど結構無茶もやった仙台旅行。最後は伊達政宗公に謁見をして帰路についたのでした。
 時間があったらもうちょっと近くで撮りたかった。

 伊達政宗公

来年は社内旅行に行く暇はないだろう・・・多分。

[最終更新日 2015.7.15]