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マスターガイド
情報の与え方
このゲームでは、基本的に「起:事件の発生」「承:情報収集」「転:障害の排除」「結:後日談」といった流れで話が展開します。マスターが一番苦労するのが、「承:情報収集」です。
事件を解決するために必要な情報は、大まかに分けて
1.事件を発生させている存在は何か?
2.その存在を呼び寄せたのは誰か?
3.その存在が、なぜ呼び出されたのだろうか?
4.どうすれば、事件を解決することができるのか?
となるでしょう。それぞれの項目を、いくつかのさらに小さい項目に分けます。小さく分けることができない場合、段階的に分かるように分割するとよいでしょう。
情報収集のための達成値が6以上であれば、何らかの情報を提供します。9以上あれば、より重要な(またはより多くの)情報を与えてください。2人以上のプレイヤーにそれぞれ同じ情報を与えたとすると、情報としては1人分です。これでは1人しか成功していないのと同じなので、別々の情報を与えるようにしてください(できない場合、後から聞いた人により多くの情報を与えます)。
各キャラクターの重要人物に危害を加えると、「早く事件を解決して救出したい」という意欲を与えることができます。是非多用してください。
人間を殺すと警察の介入を招き、キャラクターの活躍の場を奪ってしまいます。殺人よりは行方不明など、証拠の残りにくい事件を発生せるようにしてください。
時間の管理
このゲームでは、障害点が実時間(プレイヤーの時間)で1時間ごとに増えていきます。長時間遊びつづけると集中力がなくなってくるので、障害点を増やすのと同時に5分程度の休憩を入れるといいでしょう。
プレイヤー側の友人経験点が多く残っている場合(合計で8点以上)、複数を攻撃できる特技で、振るサイコロを2~3個増やして攻撃するといいでしょう。達成値が20以上になり、プレイヤー側は苦戦を強いられるようになります。
逆に少ない場合は、障害点を限界まで使って振り足して1人だけを攻撃します。達成値が40以下であれば、友人経験点2点で死を免れることができます。
情報収集の場面では、誰がいつどこにいるのか、といった時間管理を行う必要があります。時間をおおまかに区切ると、管理しやすくなります。ここでは、表37のように1日を6つの時間帯に分けることを推奨します。
1つの時間帯ごとに、普通は2回行動することができます。時間がかかる行動の場合は1つの行動で2回分費やすこともありえます。校内など、短距離の移動は行動には数えません。
深夜・早朝は、睡眠時間を含めて3回分行動できます。2回連続で眠ると気力を回復できますが、1回も眠らなければ徹夜によるペナルティを受けます。ここで予知夢を見せるイベントを起こすのもいいでしょう。
登下校も、普通は行動を1回ずつ消費します。寮などの、学校にごく近い場所に住んでいれば行動は消費しません。ただし、寮は午後10時から午前7時まで外出禁止になっています。
表37:【時間割表】
[表部分はスクロールが可能です]
時間帯 | イベント | 各キャラクターの行動 |
---|---|---|
1.始業前 (07:00-08:30) |
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午前授業 | ||
2.昼休み (12:30-13:30) |
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午後授業 | ||
3.放課後 (15:30-17:00) |
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4.夕方 (17:00-19:00) |
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5.夜間 (19:00-22:00) |
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6.深夜・早朝 (22:00-07:00) |
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[最終更新日 2015.7.15]