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マクロビオティックってなに?

 本来の意味は「長寿法」という意味。長生きするために桜沢如一が考案した「食生活法や食事療法」にこの名前をつけて広めたため、今ではこの食生活法をマクロビオティックと呼ぶようになったんだそうです。
 細かいことを書くと、かなり多くなるのですが。大まかなところでは、

 というところ。普通に生活していたら、全部の食事を本格的なマクロビオティックにするのなんて無理です。職場の飲み会とか、全部断らないといけなくなるし。
 そして、こういう生活が自然になるまでには、時間がかかるものです。いきなり食事を全部変える、みたいなことができるのはごく一部の強い人だけ。なのでわたしは、「なるべくマクロビオティックな食生活にする」くらいの弱い制約を自分に課すことにしています。
 弱い人の見本のような話になりますけど、例えば仮に「週3食」とかの数値目標を掲げてしまうと、達成できなかった瞬間に努力をぱたりと止めてしまうことがあります。わたしはこの性格のせいで何度もダイエットに失敗しています。
 なので、個人的なお勧めは、食事するたびに日付と時間、マクロビオティックになったかどうかを○△×でメモすることだけを実践することです。△は主食だけとかおかずだけとか、ある程度実践できた場合につけます。時間はなんとなく「何時頃」程度で、面倒ならこれも書かなくてもいいです。
 超ゆるいですが、メモする項目が増えるとメモすること自体が面倒になりますので、手始めはこんなところからでいいと思います。ダイエットの中に「食べたものを全部メモすることで食事量を見直す」手法(「書くだけダイエット」とか「ダイエット手帳」とか言われる)があるのですが、それができる人なら合わせて実践してください。わたしはそれすらできませんでしたけど。
 最初は×を減らすことを目標にしつつ、○がなんとなく増えているようであれば、それでいいでしょう。○が多くなったら(具体的に何割以上、とかは言えないのですが)、本格的なマクロビオティックを実践できるようになったと思っていいでしょう。そうしたら、このページは用済みです。

 ここからは余談というか雑感。
 ダイエットなどの健康法に関する本は、ほぼ例外なく「成功した人たち」によって書かれています。「成功した人たち」は、何度も失敗したことがあるとはいえ、今失敗している人たちよりは明らかに強いと思っています。
 そして、強い人からのアドバイスは、弱い人の耳には届かないものです。というか、弱い人が自分を守るために強い人の言葉をシャットアウトしてしまうんです。そして、強い人が怒って弱い人を見限る。そんな場面を何度も見ていますし、私自身が弱い人の立場になったこともあれば、強い人の立場になったこともあります。
 弱い人を変えるには、もちろんその人自身が「変わろう」と思わないとならないわけですが、そのためには強い人や言葉ではなく、「変わろうと思わせる」ことができる人や言葉が必要なのではないかと思います。
 「ガハハマクロ」はタイトルこそ豪快ですが、今わたしが実践中のことを書いています。本格的なマクロビオティックを実践できない、弱い人が書いた文章です。また、本格的なことを書くつもりもありません。もちろん自分では勉強はしている(つもりな)んですけどね。

[最終更新日 2015.7.15]